誤読やクソリプ、炎上は国語力の低下による
こんばんは。おゆきちです。
先日、タイトルの内容を本当にライトにして、国語の勉強って大事なんだよ、と学級通信に書いたら、検閲が入って通信がボツになりました。
悔しいのでここで全世界に公開します。
お便りで書くよりもダークな感じで。
なんか、こういう検閲が厳しくなってくると、戦前みたいな感じがしてしまいます。
何を書けばいいんだよ!(怒)
教員は考えるなと言われている感じがしました。
このお便りのボツにされた部分は子供が書いた別の作品を載せて再発行するつもりです。
国語で付けていく力
国語科でつけていく一番大切な力は、正しく情報を読み取る、ということです。
これは、説明文でも物語文でも変わりません。
子供は年齢に合わせて正しい情報を読み取るためのテクニックを順々に学んでいくのです。
私は3年生を教えているので、物語文では「場面の様子」「登場人物の気持ちの移り変わり」などを教えていくことになります。
さて先日、とある教材から場面の様子を読み取っていく中で、誤読が起きました。
子どもたちがある一文に引っ張られて、完全に間違った解釈をしてしまったのです。
こういうのは、ライブで行っている授業の一番おもしろい部分で、テクニックの教えどころだと思います。
子どもたちは一つの文にとらわれず、全体の流れも理解することで正しく解釈できることを学びました。
教育は日常の実践のためにある
さて、この話を翻して、日常の情報取得場面に置き換えてみましょう。
ある一文にかみついて人間関係を壊している例はありませんか?
そう、SNSやテレビよく見られる光景です。
情報の一部に囚われて、間違えた理解をすることで、騙されたり、間違ったことを正しいと思ってしまったりすることがあります。
それは、大人でもよく起きます。
私は子どもたちの失敗を通して、保護者の皆様にも、そのことを示唆したかったのです。
なぜなら、学校は、学習したことが何の役に立つのか伝えていく役割や、正しい知識を伝搬していく役割を担っていると考えているからです。
私はそのためにいつも研究と修養に励んでいましたよ。
しかし、私の学級通信は、ボツになりました。
私の上司もまた、一つの文や言葉に囚われて保身を心配したのだということがわかってしまったので、私が残念だと思うような大人の一人なんだなとがっかりしたところです。
しかし、このご時世、みんなそうなのかもしれません。
自己を守りたい。
叩かれたくない。
仕事を失いたくない。
正直言って、今の日本には言論統制があるんです。
今回それを強く感じました。
でもね、誰かが怖いとか言って、本当に大事な教育なんかできないと思うんですよ。
私は恐れずにまた書き続けます。
ボツになったらここに書きますね。